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ギター製作家・大西達朗です

ギター製作家としての視点から・・・。でも、ほとんど どうでも良い内容です。

TOKYOハンドクラフトギターフェス2014 に出展いたします。

今年も TOKYOハンドクラフトギターフェス2014 に出展いたします。

日時
2014年5月24日(土)11:00~18:00
     25日(日)10:00~18:00

場所
すみだ産業会館サンライズホール
東京都墨田区 JR東武線 錦糸町駅 南口前

入場料
1,300円(税込/2日間有効/同伴の中学生以下無料)

公式サイト 
http://handcraftguitar.jp/


あと一月あまりです。
何出品しようか…。 

来月には6月にある別の展示会のお知らせをします。
場所は名古屋です。
取り敢えず予告です。お楽しみに。



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テーマ:ギター - ジャンル:音楽

86年前(1928年・昭和3年)の物価

消費税が8%になってしまって、じわじわときています。
3%だけ上がっただけでなく、この際原材料費も上がったことだし元の値段も上げちゃえ的な値上がりがかなり有りますねえ。困ったものです、稼ぎの少ない者には・・・ ハア・・・。

折角ですので、昭和の初め頃はどのくらいの物価だったかを書いてみます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昭和3年(1928)当時の一般の物価

ざるそば(もりかけ) 10銭
汽車賃  新橋大阪間 6円4銭
酒 清酒  上等一升 2円20銭
      中等   1円60銭
      並等   98銭
コーヒー 一杯 10銭
牛乳 一合 10銭
豆腐 5銭
金 1g 1円37銭
食パン 一斤半 17銭
白米 10キロ 3円20銭
風呂代 大人一回 5銭
牛肉 100g 40銭
新聞購読料 月ぎめ 朝夕刊セット 1円
郵便料 封書 3銭
    ハガキ 1銭5厘
タクシー 東京市内 1円
大工手間賃 3円10銭
ビール 大ビン一本 43銭
鶏卵 40銭
理髪料 大人一人 50銭

・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記は、「蓄音機の歴史」梅田晴夫著 パルコ出版局 から引用したものですが、そこには
「明治大正昭和世相史」社会思想社などから再録したものだが・・・と記されています。

色々なジャンルにわたって書いてありますが、ちょっと掴みどころがない感じがします。
その為、現在の感覚だといくら位なのか解り難いですね。

1銭を100円位かなと考えると、ざるそばが1,000円 豆腐が500円・・・豆腐が500円て、高すぎやしないかな?
まあ、庶民の食べ物のざるそばが1000円と言うのも高すぎるようにも思えるし・・・。
だったら80円くらいかな。
そうすると、ざるそば800円、豆腐400円・・・。
豆腐が高い。手作り豆腐だからか?手作り品だったらそのくらいはしそうだし。
でも、当時は機械作りと言うより手作りが普通だろうし・・・。

とりあえず、1銭80円で計算してみると。

コーヒー一杯800円・・・。ちょっと高い。
でも、当時は珍しいものだっただろうから、この値段はありうる。

理髪料4000円・・・。今と同じくらいか。

鶏卵3200円・・・?・・・。
一個3200円ではないだろうな。これでは高すぎる。
10個入り?・・・だとしたら、一個320円・・・。
いや、昔は木箱だよ。透明の10個パックのじゃないよ。
小さいころの記憶では、木箱にモミガラが敷いてあり、そこに挿し込んである感じで並べてあって、玉子屋さんで販売していた。
一個いくらで販売されていたが、昭和の初め頃は箱売りだったかもしれない。
だから20個とか、もうちょっと多かったかもしれない。
20個入りとすると、一個160円・・・。
昔は卵は高級品だったから、その位かもしれない。

清酒 並等 7840円・・・。 高すぎやしないか?
当時は酒は高価なものだったのだろうか???

白米10キロ 25600円になってしまう。
今だと高めのものでも5000円位で買えるのだが、これはちょっとどころじゃない、高すぎる!
でも、当時は白米ではなく玄米が普通だったのだろうか?
精米されていないものを買っていたのかもしれない。
そういえば、祖母の家には一升ビンの中に米が入れてあった。
それを棒で突っついていたような。

それにしても、10キロ25600円は高すぎると思う。

もしかしたら、思いっきり考え違いしているのかもしれない。
ざるそばは、そもそもごく普通に食されていたものだし、豆腐もしかり。
だったら、1銭=40円位ではないか?

そうすると、
清酒並等が3920円・・・。まだ高いような気がするが如何なんでしょうか。
当時、清酒は高価なものだったのでしょうか?

大工の手間賃が、12400円・・・。できれば1万5千円は頂きたい(笑)。

で、コーヒーが400円・・・。 普通の値段になった。

でも、これはおかしいと思う。当時珍しい飲み物だっただろうから、この普通の値段はおかしいと思う。
ちょっとまて。きょうび東京の銀座じゃ、500円はするぞ。
やはり、1銭=40円ではおかしいのでは?

当時、 ”珈琲” なる世にも珍しい飲み物が日本にやってきて、しかも東京の銀座でしか飲めないようなもの。
そんなもの、今だったらやっぱり一杯800円~1000円してもおかしくないと思う。
田舎から出てきた貧乏人がおいそれと飲むようなものではなかったのでは?
だとしたら、東京銀座で時代の最先端を行くモダンなお店だとしたら・・・、
やはり、一杯1000円してもおかしくない。

と言う事で、1銭=100円とすると、
ざるそば1000円・・・。
きょうび東京では1000円位しそうだし。

豆腐500円・・・。
ちょっと大きめの、国産大豆使用の手作り豆腐・・・、500円か・・・。
その位してもおかしくなさそうだな。

当時、円タクと呼ばれていた「東京市内どこまで行っても1円」とかいうタクシー
今だったら、10000円・・・。
当時、自動車は庶民では、とても購入できるような金額でなかったはず。
そんな自動車を使用するにも、メンテナンス費用も相当掛かったはず。
ガソリンもかなり高価だったのでは?
自動車の代金をペイする事を考えれば、一回乗るのに1万円と言うのもうなずける。
今なら、タクシーで30分位走っただけで4~5千円くらいはかかる。
寧ろ、1万円では安すぎるのでは?

理髪料5000円・・・。
まあ、妥当かな。
風呂代大人一回500円・・・。
これも、妥当に思う。

白米10キロ32000円・・・。
高過ぎる・・・。
でも、当時精米すると言う事は大変な事だったのではないか?
米屋は臼で精米していたと思うが、重労働だったと思う。
いや、水車小屋で精米してたのか?だったら、機械仕事だからさほど重労働ではないと思う。

うーん。だんだん分からなくなってきた。

大工の手間賃31000円・・・。ん?高すぎ?
ちょっとギター製作ほっといて大工仕事やりまーす!笑

当時、大工は高給取りだったのだろうか。
法隆寺を建てていたような時代は、大工というのは時代の最先端を行く花形職業だったようで、かなりの高給取りだったはずです。
昭和の初め頃はどうだったのでしょうか。

清酒並等 9800円・・・。高すぎるような。
中等16000円、上等22000円・・・。やはり、いくらなんでも高すぎるような・・・。

益々分からなくなってきた。



結局、昔の物価を今の感覚に直すのはかなり難しいと思います。
もっと色々な物の値段が分かればもう少し絞れるような気がします。


「蓄音機の歴史」からもう少し拾い出してみますと、

昭和の初め頃のレコード盤は

クラシック音楽 12インチ 演奏時間片面約5分 両面盤 定価3~4円
クラシック廉価盤 12インチ 演奏時間片面約3分 両面盤 定価1円50銭
軽音楽 歌謡曲など、10インチ 演奏時間片面約3分 両面盤 定価1円50銭
軽音楽 演芸ものなど、10インチ 演奏時間片面約3分 両面盤 定価1円

蓄音機は

舶来ゼンマイ式 200円~500円
国産ゼンマイ式 40円~200円
廉価品およびポータブル 20円~40円
電気蓄音機 舶来品 200円~800円
電気蓄音機 国産品 70円~300円

と記されています。

ビクター社のカタログの一部が載せてあり、そこにはビクトロラの値段が

No.1-70 175円
No.1-90 295円
No.4-3 375円 

となっています。

私の所有している資料(新式オルソフオニツク ビクトロラ エレクトロラ及ラヂオラ 日本ビクター蓄音器株式會社 発行)では

No.1-70が 175円ではなく190円となっています。
これは値上げしたものなのか、グレードが違うものなのか不明です。


これを見ると、昭和の初め頃、音楽を聴くと言う事はかなり金のかかる高尚な趣味だったようですね。
今では、CDが1000円もしない値段で買えたりしますし、ラジオで音楽が簡単に聴けますし。


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